我が家は私より夫の方が衣類をたくさん持っています。
仕事着は出張用のスーツと通勤用のオフィスカジュアル、趣味のスポーツウェアはテニス用・ゴルフ用・山登り用。
とにかく「〇〇用」が多い。
これに冠婚葬祭用フォーマル、部屋着、普段着と続き、ウォークインクローゼットのハンガーポールはぎゅうぎゅう。
ですが、休日出掛けようとすると「着る服が無い」と言い、探し出してみると「うわ~!しわしわになってる」と、ばたばた
。
見かねた私が「もうしばらく着ていない服は処分したら?」と声を掛けると、
「全部要る」
整理収納アドバイザーとして、「整理」の進め方が間違っていました…。
基本に帰り、まずは「全部出す」から始めます。そして種類毎に「分ける」。
種類毎に分けることで、それぞれ持っている数を把握することができます。
私が「スーツ用のワイシャツ〇〇枚あるけど、一週間で何枚あればいい?」と聞くと、
「最近は出張も少ないし、これとこれはよく見たら黄ばんでるから、処分しようかな」と夫。
持っている数と必要な数を把握できたことで、見直しすることができました。
趣味の服は「このウェアだとテンションが上がる」や「集める事が楽しい」といった側面があるので、あまり口出しせず、
畳んでもしわにならない衣類は衣装ケースに移動したりして、7割収納を目指します。
(収納内はモノを7割程度に抑えて収めることで、視線が届きモノが探しやすい、また、手も入りやすくなるので、モノの出し入れがぐっと楽になります。)
↑「テニス用」の中にも、更に「極寒の試合専用」というベンチコートがありました。
一年に一度着用するかしないか、なのに場所を取るため、IKEAのスクッブに入れて枕棚へ。
ぎゅうぎゅうだったハンガーポールも、ゆったり収納で選びやすくしわになりにくく、何よりクローゼットを開けた時のテンションがあがります。
洋服がたくさんあって片付かない、たくさんあるけど着たい時にすぐ着られない、とお悩みの方、
まずは「分ける」「整える」をおすすめします!