毎日楽しくお片付け!

片付け漬けの日々を送っております。

 

片付けをする際に一番大切なのは、家にあるモノがどのくらいあるのか?何を持っているのか?

を把握することです。

モノに溢れ、収納にしまいきれない、探すより買った方が早い!

と、しまい込んで使っていないモノで収納はパンパン。

無駄買い、二度買いで余計にモノが増える。

 

悪循環です。

 

私たちが片付けをする時にモノを一度全部出すのは、全体量を把握するためなのですが…

実際に出してみると

 

《あ、こんなところにあったんだ》

《集めるとたくさんあることに気が付いた!》

 

とお客様自身が驚かれることがあります!

自分の家にあるモノでも、すべて把握する、記憶するなんてできないのが普通なんです。

 

先日ご年配のお客様とのお片付けでの会話。

 

モノが多くて、なかなか手放せない!

そんなお客様に、一つ一つ手に取って

 

【これはいつ使いましたか?】とお尋ねしていたところ

 

【最近使ったよ!】と仰ったそう。

でも、どうも使われた感じが見受けられない…(モノって手に取るとビビッとくるんですよね、アドバイザーの直感?)

 

【それはいつ頃ですか?】とちょっと突っ込んでお伺いしたところ

 

【んんん…10年くらい前かな?】

 

え?10年が最近なんだ…

 

アドバイザーの【最近】と70代後半のお客様の【最近】は感覚的に違っていたという話。

 

これって、何事においてもですが

人の感覚で話をすると、それぞれの尺度は違っていて

 

【きれい】の度合いや、【たくさん】の実際量、【すっきり】とした空間

は人によって基準が違います。

 

曖昧な感覚の違いは、お客様にとって【使いづらい…】になってしまうかもしれない。

ヒアリングの大切さを痛感するエピソードでした。

 

10年使わなかったモノを、今後使うのか?と言えば、すでに新しいモノを手にしていたり

いざ使うには古臭く感じたり、もしくは経年劣化していたり…

手に取り、判断することでモノの本来の目的を明確にできます。

 

モノを全部出すのは、捨てるためではありません。

自分にとって、本当に必要なモノを確認し、選び取るためです。

 

まずは小さな片付けから。

よく使う文房具入れや、化粧ポーチからでもOKです!

見直してみてください!