前回、前々回の整理収納アドバイザーのモノ選び【収納用品編】に引き続き第三弾。

私達プロが使う収納用品をご紹介します。

 

収納用品は中に入れるモノに合わせて選ぶ

 

片付けようと思ったら、まずは「整理」からスタート。

そしてどこに何を収めるかが決まったら、モノに合わせて収納用品を選びます。

 

第一弾の「ネームバスケット」は、日本の商品規格に合うサイズなので、あらゆる場所で使いやすい!

第二弾の「仕切りボックス」は可変性が高く、特にこまごまとしたモノの収まりが良い!

そして今回ご紹介するのはセリアの「A4ファイルボックス」

高さが約23㎝あるので、書類だけでなく、高さ・長さのあるモノを収納するのに使える!収納用品です。

 

【A4ファイルボックス】 販売:セリア

幅125mm 奥行き328mm 高さ231mm

 

【お客様事例・キッチン】

コンロ下引出し BEFORE ◇  

コンロ下引出し AFTER ◇  

 

引出し内は高さがある分たくさん入るはずなのに、ついついモノを積み上げてしまい、埋もれたモノが取りづらい、無かったことになる・・・。

フライパンや取っ手付きの鍋は平置きすると場所をとってしまう・・・。

コンロ下にA4ファイルボックスを使って、フライパンや網などを立てて収納しました。取り出しやすいだけでなく、収納量もアップ。

湿気が気になる場所に置いてらした調味料も、作業台に近く、取り出しやすい場所に収めることができました。

 

シンク下引出し BEFORE ◇  

シンク下引出し AFTER ◇  

 

そしてシンク下には前々回ご紹介しました「ネームバスケット」のワイドとスリムを使っています。

モノの種類ごとに分け、ネームバスケットを使って仕切っているので、探しやすいだけでなく、在庫量も把握しやすくなりますね。

 

◆ファイルボックスは書類管理にもおすすめ

モノを増やさないように気をつけてはいても、「毎日入ってくる紙モノ」はありませんか?

例えばポストに投函されるチラシやクーポン、学校からもらってくるお便りや提出物など、、

数日は手元に置いておきたい書類も、管理しやすい仕組みがあれば必要な時に取り出しやすく、不要なモノは捨てやすくなりますよ。

100円ショップで手に入る「クリアファイル」を使って、同じカテゴリーの書類を挟みこみます。

画像の「貼ってはがせるふせん」に書類名を書きます。

セリア「貼ってはがせるふせん」

クリアファイルを画像の「個別フォルダーPP製」に更に挟みこみます。

セリア「個別フォルダーPP製」 クリア・白・グレー(以前は3枚入りだったのが、2枚入りに変更されていました)

「保育園」「おけいこ」「その他」のファイルが、人別に個別フォルダーにまとまりました。

個別フォルダーのラベルはマスキングテープなどを使うと、書き換えも簡単です。

貼ってはがせるふせんの色を人別に揃えると、視覚的に探しやすいだけでなく、戻すのも迷いません。

分類された書類を、「A4ファイルボックス」へイン!

取っ手が大きいので持ち運びも楽ちん。

ダイニングテーブルで書類を読み書きするなら、近くに収納しておくとすぐに取り出すことができます。

 

書類に穴をあけて綴じる作業が無いので、書類は挟み込むだけ!

必要な書類を取り出す時、ついでに不要な書類もさっと捨てることができます。

 

紙はモノと違って個体差がないので、一枚づつ内容を読まなければ整理できず、溜めてしまうと整理にとても時間がかかります。「捨てやすい」も大きなメリットですね。

 

収納用品選びは、最後のお楽しみ。

ご参考にしていただけると嬉しいです。