引き出し収納、どう使う?
キッチンのお片付け。
今回は調理台の収納です。
基本的な考え方は
火の周りで使うもモノ・水の周りで使うモノ・調理で使うモノ
の3つのエリアに分けて考えます。
コンロで炒め物、揚げ物、煮物をする。
使う物は鍋・フライパン・油や調理酒・みりんなど。
調理エリアでは、調理器具、調味料。
シンクではざるボール、洗剤やごみ袋など。
ある程度、使う場所が決まっている物は収納する際に、どう仕舞えば使いやすいか?を考えます。
ここまでは、ある程度セオリー通りに収める場所が決まるのですが
どこで使うっというのが決め難い、頻度がとっても高いラップやペーパータオル。
癖や習慣、こだわりがなどに左右される収納方法。
ここはヒアリングによって、使う人のベストは何か?を分析する必要があります。
出しっぱなしにすると、油が飛ぶし、不衛生。
と考える人もいれば
しょっちゅう使うのに、しまうと面倒。
と思う人もいます。
人それぞれの癖や習慣、慣れしたしんだことを変えてまで、利便性ととる必要があるのか?を考える必要があります。
&STORAGEでは、そのためのヒアリングをしっかりと行い、できないことをムリに続けることがないように、お客様が維持管理できるような整理収納を目指しています。
間違い探しではなく、より良い収納
ビフォアの画像。
物が多すぎる訳ではなく、決して使いづらい訳ではなかったのですが、お客様にとってはイマイチしっくりこないという収納でした。
こちらの調理台は向かって左にシンクがあり、中央が調理スペース。
調味料をわざわざ取りに行かないといけない。
たった一歩ですが、行ったり来たりが面倒だと出しっぱなしになる。
フライパンや鍋も、重ねてあると使う時に両手で持ち上げて出し入れする。
面倒で下にある鍋は使ってない。
そんな、些細なことが毎日に暮らしでは見過ごしがちです。
引き出しの深さを活かして、収納用品の力を借り、フライパン・鍋蓋は立てて収納。
油や調味料は調理エリアに近い左に移動し、よく使うものを手前に頻度の低いものを奥に。
ご自身の日々に動きに合わせて収納をすること。
そして、一目瞭然、パッと全体を見て、何がどのくらいあるのか?が分かるようにすることがポイントです。
プロとお片付けすると、当たり前になっていた不便に気づくことができます。
圧倒的な時短にも繋がりますよ!
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