階段下の廊下収納。
お玄関の近くに配置されていることが多く、宅配で届いたモノや、買って帰ってきた日用品を入れるには便利な場所ですね。
廊下収納には、ご家族が共有して使うモノ、飲料・ストック、そして防災用品などを収納し「備える場所」としてもおすすめしています。
【お客様事例】
奥に棚を設置し、収納内を奥と手前に分け工夫してお使いです。
だけど、
「何となく使いづらくて地味にストレスなんです💦」
「奥には何を入れてたかな??」
と、お客様。
画像の通り、階段下の収納は高さがいびつなので、かがまないと奥に収納したモノに視線や手が入りにくく、管理の難易度が高い場所なのです。
階段下収納のポイントは、仕組み+モノの住所決め
まずは総量を把握するため、入っていたモノを出してグループ分け!
今回、入っていたモノは、
・防災用品(ガスボンベ・携帯トイレ・長期保存水など)
・お水やコーヒーなどのケース買い飲料
・お米(30㎏)
・洗剤やシャンプーなど日用品ストック
・猫ちゃんのごはんストック
お玄関に近い配置をばっちり活用されています!素晴らしい♡
グループ分けしたモノの総量と、日常どのくらい量の増減があるのかお伺いし、どこに収納すると見やすいかな?取り出しやすいかな?を考え、モノの住所を決めていきます。
【Before】
【After】
奥の棚は出し入れの頻度が下がる防災用品のゾーン。
余っていた棚板を利用させていただき、収納するモノに合わせて棚板の高さを組み替えます。
棚板の高さを調整することで、
上に積んであるモノを避けてと・・
とりあえず横に置いとこ!
おぉ、なだれが💦どこいった~??
あるあるが回避されて、グッと見やすく取り出しやすくなりますよ。
頻繁に使うモノではないモノこそ、一目で把握しやすく、「覚えておかなきゃ」を手放せるような収納になるといいですよね。
黒のマーカーで大きく消費期限を書く!などのラベリングや、細々としたものは一気に引き出せるようカゴにまとめてグルーピング。
ひと手間ですが、これがとっても有効なんです。
手前には重くて大きいモノゾーン
箱買いする飲料やお米は、お玄関から最短動線で収納します。
残った日用品のストックと猫ちゃんのごはん。
これらは廊下を抜け、和室に入ってすぐの押し入れにまとめました。
お玄関からは少し離れますが、押入れは中段があるので、階段下の収納よりゴールデンゾーン(目から腰の高さ)にこまごまとしたモノが収まり管理しやすくなります。
【Before】
【After】
モノを買う時の意識が変わります
洗剤などの消耗品は、「使うモノだから」と、とりあえず買っとこ!になっちゃいますよね。
今回、洗濯洗剤のストックをお店の様に一列に並べてみましたよ。
洗剤に「洗濯回数114回分」と標記されていたので、1日1回お洗濯でっと計算したら・・⁉
「2年くらい買わなくても足りそうですね!」となりました☺
そして、嵩張るトイレットペーパーはというと、、
一カ月で一人あたりの必要量は6~8ロール程度(ダブル30mの場合)
(防災対策として経済産業省も1ヶ月分を備蓄するよう呼び掛けています)
押入れの中段奥に設けたトイレットペーパーゾーンが、半分以下の量にならないよう買い足しておけば安心☺
廊下収納や押入れなどのがらんとした空間は、
・収納用品を使って仕組みづくり
・モノの量や性質を見て住所を決める
・モノの住所が明確になるように、必要な枠を設ける
モノの住所や枠が決まると、在庫が把握しやすくなる!
在庫が把握できると、これだけあれば足りるかなの「適正量」が導きやすくなります!
お客様からは、「HPを見つけて思い切って依頼をしてみましたが…今はあの時頼んで本当によかったと思っております。」
とメッセージをいただきました。嬉しいご感想をありがとうございました☺
一人で悩まず、お声がけください!