お客様と「防災リュック」の準備をご一緒する機会が増えてきました。今回はお家全体の整理収納後、一緒にお片付けをしてくれていた小学生のお子様からリクエスト。

出番が少なくなったリュックをお部屋から持ってきて「防災リュック」を作りました。(一緒に弟くんの分も!と、とっても優しいお姉ちゃんです。)

 

防災リュックには何を入れたらいい?

 

防災リュックは、避難が必要になったときの「持ち出しアイテム」を入れ、すぐに持ち出せるよう避難経路に近い場所に置いておきます。

 

家族の人数分を、各自に適したサイズや分量で準備します。リストがあるとある程度の目安になりますね。

私はホームセンターに置いてあった冊子がとても見やすくて参考になりました。

電子化もされています。↓

https://www.hc-kohnan.com/img/common/catalog/20200731/bousai_catalog_2020.pdf

 

冊子にある「持ち出し用基本アイテム」を見ながら、お家にすでにあるアイテムを集めていきました。

各ご家庭で防災の意識が高まり、「防災グッズ」はご準備されているお家が多いのですが、家族の人数分となると足りないモノがでてきます。

 

足りないモノは「お買い物リスト」を書いてくれました ←この時は弟くんの分だけでなく、お兄ちゃんのリュックも作れるよう「お買い物リスト」を作成。書いてくれている姿が可愛い!

お母様からも「ずっと娘にしたいと言われていた防災グッズの作成に手をつけれて、気になっていたことが解消できました!」と嬉しいご感想をいただきました。

 

いつかやろう!

 

基本アイテムには水や非常食など重量のあるモノが多く、リュックが思いのほか重くなります。常備薬やメガネなど、人によってこれは入れておきたいというモノもそれぞれで、持って歩くためにはモノの取捨選択が必要になりますね。

ご家族が一緒にそれぞれの「防災リュック」を準備し、実際に背負ってみるというのがとても大切だなと思いました。

とはいえ、みんな忙しいし、なかなか時間がとれない・・・。

ご家庭のお片付けでも同じお悩みをよくお伺いするのですが、家族間で温度差があって、思うように進まないことがあります。

そんな時の対策方法として、

「防災リュックを作りたいと思います!」と事前アナウンスをする。

「10時から30分程度」など時間を決める、をおすすめしています。

 

我が家でも、基本アイテムを私が準備したうえで、リュックに詰めていく作業をそれぞれで行いました。

 

1L~2L必要な水も、500mlのサイズを数本入れた方が飲みやすいなとか、良かれと思って入れたトイレットペーパーがめちゃくちゃ嵩張るから変更しよう、など色々が気づきが。そして実際に手を動かし始めてみると案外協力的。

自分が持ち出すモノだし、そんなに面倒な作業ではないな、と実感したようなので、年に一度の見直しもスムーズに進められそうです。

     

 

※お子様が小さいご家庭は、万が一の時に自分の身長や血液型、持病があるなどのレスキューに必要な情報をお子様の写真の裏に記載するなどして、他者に伝わるように準備をしておきましょう。

 

まずはお家の避難対策を

 

防災リュックや非常用の食料品備蓄などももちろん大切ですが、まずはじめに考えるべきは避難対策です。

 

普段は気にならない足元のモノに慌ててつまづく、

廊下にあった家具が地震で動いてドアを塞いでしまった、

 

なども想定し、お家を見直してみましょう。

&STORAGEでは、お家の中の整理収納を通して、普段から防災・減災を考慮した家づくりをご提案しています。

 

一人で悩まずに、ご相談ください。

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