お子様が独立され、お部屋の使い方が変わるタイミングがあります。
それは住まう人ができるだけ身体への負担が少ないモノの配置にしたり、楽ちんな収納へチェンジしたり、モノを見直すタイミングでもあるかなと思います。
床にちょい置きする原因は・・・。
実家の2階にあるタンスの金具が壊れ、手放すことになりました。
上段の観音扉をあけると着物用の収納、下段は引出しが5段ある母の婚礼ダンス。造りがしっかりしていて、まだまだ修理すれば使えそうなのですが、使っている衣類はほとんど入っていない状態でした。
衣類を畳む収納のメリットは、なんといっても「掛ける収納より多く収納できる」こと。
だけど、タンスの下段に入っている衣類を取り出すとき、
①しゃがむ ➁両手で引き出す ③中の衣類を出す ④両手で引出しを戻す
と、アクション数が増えます。
アクション数が増える、そして引出しが重いと「よっこらしょ」となり、身体的な負担も大きい・・・。ついつい床にぽいっと置いてしまう原因になってしまいますね。
よく使う衣類はクローゼットに掛ける収納にすると、衣類が一目で見渡せる、さっと取り出しやすく戻しやすい!管理のしやすさがメリットのように思います。
上段に入っていた和装は、実は以前に見直し済み。
「さらっと和装でお出かけもいいわね~」と言いながら、母・私・娘、三代でタンスから着物を全部出して、一枚ずつ見ていったのですが、
「今はもう好みの色じゃない」
「孫の結婚式には洋装で出席したい」
と、実際に手に取って見直したら、残したい着物は数点のみ💦
娘は背が高く、祖母の代から譲り受けた着物も着る機会がなさそうなので手放したのでした。
和装を収納する桐ダンスも、クローゼット内に収まるタイプが色々でています。(一段毎、キャスター付きというのもあって、省スペース!)
こちらの記事もぜひご参考に!
「失敗しない着物収納ケースの選び方」https://my-best.com/13086
プロにお願いすることで安全に
そんなこんなでタンスの中を空っぽにするのに時間はあまり要しなかったのですが、タンスを「お家から出す」はなかなか大変です。
とにかく重くて、素人が階段を使って2階から降ろすのは危険💦
今回は引越し業者の「大型家具移動サービス」を利用し、2階から家のガレージへの移動をお願いしました。
(敷地内での移動は税込み6600円、ネットで申し込んで訪問の時間指定もできました)
業者の方が2人で来てくださり、作業開始。
移動通路を養生し、タンスを上下に分け、タンスもまた養生。
2階からガレージへ要した時間は20分程度。あっという間です!
ガレージに移動したタンスは、事前に市の大型ごみを予約していたので、翌日の午前中に回収完了。
(自治体によって異なりますが、今回の回収費は2000円でした)
タンスのあった部屋はベッドを設置して、ゲストルームにする予定です。
実家に残したままになっているモノはありませんか?
実家の片付けは、気になっていながらも、身内だからこそ整理を進める事が難しいケースがあります。
世代間のギャップもありますが、モノへの価値観や片付けるペース、使いやすい収納方法は人それぞれ。これは同居する家族間でも同じだなあと、たくさんのご家庭をご訪問し実感しています。
実は実家に自分のモノを残したままだったりもして・・・。
今回もこの部屋にあった、私の学生時代のアルバムを発見。
久しぶりに黒歴史を目にすることになりました。(体育会系なので、ほんとに黒かったという笑)
実家の片付け、まずは「実家に置きっぱなしにしているモノないかなー?」探しから、がおすすめです。
案外忘れていたモノを見直すことで、思い出話に花がさく時間をもてたりします♡
私達のような第三者がご訪問することで、お片付けがスムーズに進むケースもありますので、一人で悩まず、お声がけください!