期限を決めて一気にお片付け!
夏休みの帰省中に実家を片付けたい!と、ご依頼いただきました。
実家の散らかりが気になっているけれど、まとまった時間を取るのは難しい・・・
家族だけで片付けを進めるのは不安・・・
そんなお悩みを伺いスタッフ数名の日程を調整。短期間にぎゅっと複数回ご訪問させていただきました。
リビングダイニングって色々なモノが集まりがち
一日のうち、長く過ごすリビングダイニング。
ついつい近くに置いておくと、さっと取れて便利!とちょい置き。色々なモノが集まりがちですね。
【Before】
ダイニングテーブルの横にあったのは、お父様のお仕事関係のモノ。
今はほとんど使っていなくても、「ここにあるモノ」として風景になっていました。
そしてその周辺には「今使っているモノ」が重なり、リビングの風景が雑然と見えます。
少しずつ色々なモノの量が増えると、どこから手をつけて良いのやらと、片付けることがおっくうになりますね。
実家の片付けで難しいのは、モノの手放し?
「ほとんど使っていないモノなら、もう要らないんじゃない?」
ついついこんな風に急かしてしまう。
「すっきりした部屋になれば、モノをどかしたり、かがんだりせず、もっと楽に安全に過ごせるのに」という気遣いが隠れているのだと思います。
だけど、お片付けにはそれぞれのペースや、モノへのストーリーがあったりするのです☺
老眼鏡が手放せなくなり、書籍を読む時間が激減した夫。
クローゼットの一角に、もう活用していない仕事の本や書類がたくさんあり、「もう読まないんじゃない?」と聞いても、いつも「置いておく」の一辺倒。
多趣味で衣類が増えがちだし、私はこのスペースもったいないな~と感じていましたが、夫からすると「使わない」けれど、「置いておきたい」のでした。
私:「使う?」夫:「置いておく」
このターンを何回か繰り返して気づいた「置いておきたい」という気持ち。
「どうしたい?」と聞くと、案外「そうだったんだ!」というモノへのストーリーを聞くことができるかもしれません。
リビングダイニングはパブリックスペース
リビングダイニングは家族みんなが過ごす場所。
帰省時はお子様ファミリー、そしてお客様もお通しする場所ですね。
パーソナルスペースは各居室、リビングダイニングはパブリックなスペースとしてモノの配置を見直し!
今回はお父様個人で保管したいモノは、お父様の部屋へ移動する運びとなりました。
【リビングダイニングBefore】
【リビングダイニングafter】
お父様のお部屋に移動した保管のモノ。
収納の仕組みを作って、必要な時はさっと取り出しやすく。
管理しやすい仕組みがあれば、元に戻しやすい!リバウンドもしづらくなります!
【居室after】
リビングダイニングのお片付けは、まず「分ける」から。
広さのあるリビングダイニングは、キッチンなどの限られたスペースより、モノの種類や物量が多くお片付けに時間がかかります。
まずは、
人別に分ける
人別に分けたモノを更に「布」「紙」「モノ」に分ける
と、混在しているモノを、使う人や種類毎に分けて明確にします。
そして、あちこちに混在・点在していたモノをまとめることで、それぞれの全体量を把握でき、モノの整理が進めやすくなります。
一つ一つのモノを整理するのは「どうしようかな?」と悩みますが、集めたモノから「選んでいく」は、心の整理が進められるように思います。
一人で悩まず、お声がけください!